時空トラベラー The Time Traveler's Photo Essay
この国のなりたちをたどる旅。その心象風景を綴るフォトエッセイ。 旅の相棒はいつも写真機。
2025年8月23日土曜日
「藤田嗣治 絵画と写真」展を観に行った
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熟達の画家、時代の寵児であった Fujita も、写真に関しては一介のアマチュア写真家でしかなかった。彼は生涯で少なくとも9台のカメラ(大判カメラのほかライカとニコンユーザであった)を所有したようで、写真を始めた1913年以降、撮影歴は50年に及び、現在でも数千点の...
2025年8月15日金曜日
終戦から80年の夏 〜米国グルー駐日大使日記「日本滞在10年」:"Ten Years in Japan" を読みかえしてみた〜
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80年目の終戦記念日 戦没者の御霊よ安らかなれ 8月15日「終戦の日」がやってきた。今年も猛暑の夏だ。今年は80年。節目の終戦記念日。心から先の大戦で亡くなった数多くの戦没者の御霊に哀悼を表したい。 今年の終戦記念日にはジョセフ・グルーの日記、「日本滞在10年」: Ten Y...
2025年8月10日日曜日
古書を巡る旅(67)Wlliam G. Aston " NIHONGI":アストン英訳「日本書紀」
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表紙 伊奘冉、伊弉諾二神像として掲載されている William George Aston (1841~1911) Wikipedia 本書は、1896年にロンドンの日本協会雑誌付録第一「日本記」全2巻、 Transactions and Proceedings of The...
2025年7月23日水曜日
日本人は交渉下手なのか? 〜日米関税交渉本日決着〜
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ベッセント財務長官と赤沢大臣(ブルムバーグ) 今日、8月1日期限の日米関税交渉がまとまり、トランプ大統領、石破首相から発表があった。この決着をどう評価するかは意見が分かれるだろう。25%の脅しに粘り強く交渉して15%まで降ろさせた。いや一方的関税拒否だったはずが15%を受け入れた...
2025年7月5日土曜日
古書を巡る旅(66)Lafcadio Hearn『神国 Japan An Attempt At Interpretation』〜小泉八雲の日本論〜
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表紙 1904年の初版 神道の巫女 1906年の第9版 初版と第9版 今年後半のNHK朝ドラ「ばけばけ」。ヒロインはラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻、小泉セツがモデルだ。ハーンに日本の古い伝承話を数多く伝え、彼の著作に大きな影響を与えたと言われている。ドラマの展開がどうな...
2025年6月27日金曜日
「重商主義」とは? 〜あの時の革新は今や反動?〜
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(ロイターより) トランプの関税政策、自国優先主義、保護貿易主義を見ていると、「この道はいつかきた道」。こんな時代、歴史の教科書で習ったような気がする。そう、17世紀から18世紀のイギリス絶対王政と結びついた重商主義政策を見るようだ。デジャヴというやつだ。それが絶対王権に抵抗し独...
2025年6月8日日曜日
古書を巡る旅(65)Samuel Butler's『Hudibras』〜『ドン・キホーテ』にインスパイアーされた17世紀英国王政復古期の風刺詩〜
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17世紀イングランド(英国)は激動の時代であった。清教徒革命、王政復古、名誉革命、三王国戦争に、カトリック、国教会、ピューリタンの宗教対立。この混沌の中から現代の民主主義、資本主義、自由貿易主義が生まれた。そう現代社会の揺籃の時代と言える。いまそれが300年経って揺らぎ始めて...
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