2022年5月22日日曜日

河津バガテル公園再訪 〜3年ぶりの春バラに心洗われるの巻〜

伊豆の河津バガテル公園を訪れたのは3年前のことであった。あれ以来、コロナ禍で外出自粛やらなんやらで伊豆へ足を運ぶことが少なくなっていたし、ましてバガテル公園にバラを愛でる心すら薄れていた。「巣篭もり」ばかりしてネットの世界を徘徊していると「小人閑居して不善をなす」。これは良くない。こういう時は薫風、新緑の伊豆で春バラを見ようと出かけた。ここはパリ、ブローニュの森にあるバガテル庭園の姉妹庭園である。特に春バラは種類が豊富で1000種、6000株が園内にあるという。今年はひときわ見事で心が洗われる気分であった。これは3年ぶりに味わう贅沢な時間のせいであろうか。花にはバラに限らず人の心を癒すだけでなく、心を奮い立たせると力がある。感動を失いがちな怠惰な日々に活力を与えてくれる。さらに世の中パンデミックや戦争で不穏なご時世であるが、新緑に囲まれた庭園の豪華なバラと穏やかな時の流れと5月の薫風が、アパシーの世界で彷徨う自分を我に返らせてくれたような気持ちがした。

バガテル公園についての解説は過去ログをご参照あれ。

 2019年5月27日河津バガテル公園に春バラを愛でる





















温室で栽培される食用のバラ
バラの苗も買える


オープンカフェ


(撮影機材:Nikon Z9 + Nikkor Z 24-12-/4)