時空トラベラー The Time Traveler's Photo Essay
この国のなりたちをたどる旅。その心象風景を綴るフォトエッセイ。 旅の相棒はいつも写真機。
2013年10月31日木曜日
奈良盆地の原風景 〜古代奈良湖の残影〜
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以前から不思議に思っていたことがある。近鉄奈良線に乗って生駒トンネルをくぐり、奈良まで行く場合の全線の高低差の話である。電車は上町台地の地下(大阪上本町駅)を出て鶴橋方面へやや下ると、あとは平坦な河内平野を真東に進み、やがて枚岡、瓢箪山、石切と急激に高度を上げて、生駒山の斜面をや...
2013年10月15日火曜日
鎌倉 〜週末はカオスの迷宮〜
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生活基盤を東京に戻してしまうと、やはり関西にいるときのように気軽に古代史への時空旅が出来なくなってしまった。特に週末の時間を有意義に使えない。これが一番のフラストレーションだ。関東には「鎌倉があるではないか」と人は薦める。確かに首都圏で一番歴史を感じるところと言えば鎌倉。鎌倉は若...
2013年10月7日月曜日
Leica Mのライブビュー撮影 〜邪道と言われても〜
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ここのところLeica M Type240の出番が非常に増えている。最近の「時空旅」のお供はもっぱらコレ。そして、ライブビューで撮影することが圧倒的に多くなったことに気づく。距離計レンジファインダー(ライカMのライカMたるゆえんである)はたまにしか覗かなくなってしまった。これはど...
2013年9月30日月曜日
博多聖福寺、京都建仁寺、鎌倉寿福寺 〜栄西の足跡をたどる旅〜
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栄西の足跡をたどる旅。今津の誓願寺、博多の聖福寺に始まり、京都の建仁寺、そしてついに鎌倉の寿福寺にたどり着いた。寿福寺は鎌倉扇ガ谷にある静かな佇まいの古刹だ。今の姿は、聖福寺や建仁寺のような往時を彷彿とさせるような壮大な伽藍や広大な寺域を誇る訳ではない。源氏山一帯は文字通り源氏...
2013年9月24日火曜日
筑前の珠玉 秋月
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筑前秋月。現在の行政区域は福岡県朝倉市秋月。かつては朝倉地方一帯を治める黒田氏の城下町であった。地元の観光パンフレットにも「筑前の小京都 秋月」と記されている。しかし私はこの「小京都」という形容に出会うたびに違和感を感じる。地方に古い町並みが残っているとなんでも「小京都」という...
2013年9月17日火曜日
野分け そして茜雲
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台風18号は愛知県豊橋付近に上陸し、本州を縦断するように北東に進路を取った。東京は16日午前中から暴風域に入り、我が家の植木鉢も盛大にひっくり返っていた。久しぶりの首都圏直撃の台風である。フライトキャンセル、新幹線の運転見合わせ。鉄道各社も運休や間引き運転で交通網がマヒ。3連休の...
2013年9月6日金曜日
甘樫丘 〜神聖なる山の変遷〜
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奈良県高市郡明日香村にある甘樫丘は標高145メートル、比高約50メートルの小さな丘である。飛鳥展望所として飛鳥巡りには欠かせない人気のスポットとなっている。この丘がかつての飛鳥における要害の地であることは、その頂に立ち、周囲を見回すとすぐに理解することが出来る。東には飛鳥川を隔...
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