恒例の春と秋の2回の皇居乾通り通り抜け。2019年を最後にコロナ禍で中止されていたが今年3年ぶりに再開された。前回の訪問は桜の季節であったが、今回は紅葉狩である。
さぞや皇居外苑に長い待ち行列、と思いきや全く並ぶこともなく、待ち時間ゼロでスムースに入れた。中も比較的ゆったりで写真撮影も楽しむことができた。人出が少なかったのは連日お天気が不安定で曇り空や雨が続いたせいだろうか。今日は雲が切れて少し陽が差し始めたのでそのわずかな瞬間を狙って駆けつけた。しかし薄陽の中の紅葉といった趣で、期待したような青空を背景に鮮やかな色のりというわけにはいかなかった。今年の紅葉は例年よりも少し早く進んでいるのか、乾通りの紅葉は真っ盛り。早くも散り始めた樹も。750mの通り両側に、イロハモミジ、トウカエデなど8種類750本の紅葉があるそうだ。珍しいフユサクラも開花していて彩を添えていた。今回は東御苑へ抜けるルートは設定されておらず、乾門から北の丸公園へ出るルートだけであった。前回、写真に収めることができなかった富士見三重櫓も正面から見ることができたし、白鳥堀に聳り立つ高石垣と多聞櫓もしっかり写真に収めることができたので満足のいく散策であった。
帰りに東御苑を抜けて帰ったが、ここの紅葉も真っ盛りであった。
前回行った2019年3月31日の皇居乾通り通り抜け(桜編)はこちらから→ 皇居乾通り通り抜け(桜編)
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皇居外苑には誰も並んでいない |
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坂下門から入る |
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富士見三重櫓がしっかり見える |
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局門 |
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多聞櫓 |
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シキザクラ |
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皇宮警察官の警備ご苦労様です |
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そこそこの人出であるがゆったり見物できる |
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乾門出口 |
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乾門脇の銀杏 |
オマケの東御苑の紅葉
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東京駅丸の内行幸通り |
(撮影機材:Nikon Z9 + Nikkor Z 24-120/4)