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2025年8月23日土曜日

「藤田嗣治 絵画と写真」展を観に行った

 「藤田嗣治 絵画と写真」展@東京ステーションギャラリーで開催中。8月31日まで。


当時の画家が写真を絵画創作の補助的なツールとして使っていたことは知られているが、藤田のそれは単なる補助や画題収集ではなく表現手段として活用していた。また彼自身の独特の風貌を写真のモデルとして自己表現に活用していた。旅に出るときはいつもカメラを手に世界中の人物や風景を撮った。彼が残した膨大な数の写真はなにをもの語るのか?またウジューヌ・アジェ、マン・レイ、アンセル・アダムス、土門拳など当代きっての写真家との交流は彼に何をインスパイアーしたのか?その研究はまだ緒についたばかり。この展示会がこれからの「あたらしいFujita」像探訪のスタートになる予感が。

写真という視点で見つめ直す藤田嗣治の世界。久々にワクワクする企画展だ。


ドラ・カルムス(マダム・ドラ)撮影の猫とFujita



アンセル・アダムスによる肖像写真が表紙を飾る「展示会ガイド」


丸の内南口と東京ステーションギャラリー入り口

丸の内口広場の「水盤」

子供が喜ぶ施設

多少は涼しさを演出できる

猛暑の丸の内口広場
照り返しが強くてフライパンの上にいるような暑さ!
「水盤」も「焼け石に水」か




(撮影機材:Nikon Z8 + Nikkor Z 24-120/4。展示室内は撮影禁止)