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2018年4月10日火曜日

日比谷公園は春爛漫!






 今年は桜の季節が3月中に終わってしまった。ぱあっと咲いてぱあっと散ってしまった。桜が終わると色とりどりの花々が咲き始め、新緑が目に鮮やかな季節になる。その訪れが今年は早い。東京は連日暖かい、というか暑い日が続き、日比谷公園はもう既に春爛漫。恒例のチューリップのほか、ハナミズキも満開。シャガも咲き誇っている。なんとフジも咲き始めている。今年のチューリップは赤と白が中心だ。去年の方が色とりどりでカラフル(フォトジェニック)だった気がする。ともあれ春と秋はここ日比谷公園は都会の楽天地だ。

 ちなみに去年も全く同じタイミングで日比谷公園についてブログを書いた。去年のブログはこちら→ しかも写真まで一緒。二度同じテーマで書くのは能がないが、1年たってもあまり進歩がないので仕方ない。

 いやむしろ最近は退化が始まっている。過去のブログを読み返してみると、我ながら、色々調べ、稚拙ながらも思索を巡らせて書いていることに感心する。あちこち足を使って現場に出かける行動力もあった。しかし、年代が新しくなるに従い、内容が薄っぺらくなって、同じことを繰り返している。特に古代史ネタが激減していて、本も読んでないし、現地にも行ってない。ただ「花が綺麗だ!」というブログしか書いてない。しかも近所の公園の花ばかり。なんとジジくさい。東京という密集都市の集合住宅の一室に引きこもっていて、カメラ担いで「山河を跋渉して寧所にいとまあらず」をやってない。なぜか時間はできたはずなのに行動範囲が極端に狭くなっている。ヤマトやチクシははるけき彼方になってしまった。中途半端に仕事が継続していることが主原因だろう。家族は「やることがあっていいじゃない!」と言う。そうなのだろうか? それだけではない。いろんなしがらみが、よろける足元や薄くなった後ろ髪に絡みついていて自分の自由なんぞはない。どこぞの金貸しのTVコマーシャルのように「解放された感がありますね!」(冗談じゃないぞ。借金のかたに自宅まで取られて、なに喜んでんだ!)なんて能天気なコメントどおりにならない。このままこの体も朽ち果てて脳みそも腐ってゆくのだろうか。恐ろしいことだ。




































(撮影機材:Leica CL + Summilux-M 50/1.4 ASPH,  Leica Q + Summilux 28/1.7 ASPH)