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2009年12月1日火曜日

錦秋 京都 

今週末が今年最後の紅葉ハンティングのピークだ...  あまり観光客で混雑する歴史サイトへの時空旅行を避ける傾向の私も、そんなこと言ってられずにカメラをバッグに押し込んで家を飛び出した。朝起きると幸い昨日の天気予報に反し晴れ。京橋から京阪電車に飛び乗って三条まで。そこから京都市営地下鉄に乗り換え蹴上までゆく。いつものルートだ。
京都の紅葉ハイライト地区の一つである南禅寺、永観堂、真如堂、金戒光明寺コースを巡って紅葉を堪能して帰って来た。


南禅寺三門あたりが見頃のピークだ。人の波を避けた撮影に苦労したが、それ以上になかなか紅葉写真は難しい。照ったり曇ったりする光線下でチャンスを狙ったのだが、結果は...


色づきはよいようだ。晴れと曇りではかなり印象が異なりシャッタータイミングが難しい。




紅葉といえば永観堂、で、大勢の観光客で大変な騒ぎだった。見返り阿弥陀仏を拝ませてもらったうえに、赤や黄色の紅葉が美しくやはり来た甲斐あり。それにしてもの人の波。


真如堂。こちらは比較的落ち着いた雰囲気。真正極楽寺というのが本来の名前。本当に心落ち着く癒しの寺だ。銀杏と紅葉のコントラストが美しかったがなかなか表現し切れてない。腕が未熟。


真如堂の黒い塔が青空と銀杏の黄色と紅葉の赤に包まれて印象的


金戒光明寺の山門。日も西に傾きさらに人は少なくなって静かになるが、この紅葉は見事!

という訳で、心のフィルム(CCD?)にはしっかりと紅葉の美しさが写りこんだのだが、この写真家の愛用ニコンにはなかなかうまく収まらず、心の興奮とそれを表現しきれない我が腕、そのギャップに愕然としながら夕闇迫る出町柳から帰途についた。