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2018年3月24日土曜日

「撮り鉄」桜華散策(1) 〜大井町駅界隈〜

 今年は、桜の開花、満開が例年より早く、3月23日には東京で満開宣言が出た。例年より10日早いそうだ。満開といっても、ソメイヨシノなどはまだ5分咲きくらいで、これからが盛りだ。この春は異常な寒さが続き、春分の日に都心でも雪が降るなど、桜の便りはまだまだと思っていたが。

 このところ、公私ともに忙しくなり大好きな大和路散策や京都桜紀行ができなくてフラストレーションが溜まっている。この季節、長谷寺や当麻寺、又兵衛桜、京都醍醐寺、八幡の背割桜、大阪大川端の天満桜など綺麗だろうな、と思うといてもたってもおれないのだが。去年は、ちょうど今頃、3月の最終週に仲間と大和路撮影旅行に出かけたのだが、桜はまだまだでガックリした。今年はそれに比べるとやはり早い。ということで、せめてごく近場、というかご近所巡りで満開宣言下の桜をブラパチしてきた。東京大井町界隈。JR東海道線、京浜東北線の線路沿いの桜並木と菜の花が見頃となっていた。というわけで「撮り鉄」というほどではないが、電車と桜と菜の花のコラボレーションにチャレンジしてみた。本当は電車から見る土手の桜並木が壮観なのだが、今回は昭和レトロな小路が入り組むディープ大井町からフェンス越しにシャッターを切った。

 撮影機材はLeica SL + Vario Elmarit SL 24-90を持ち出した。このところすっかりNikonD850とNikon Dfにハマっていて、SLの出番が激減していたが、久しぶりにこの重量級機材を桜ハンティングに連れ出したわけだ。なにか新鮮な気分がした。SLの液晶ファインダーは極めて見やすい。一眼レフ光学ファインダーに遜色なくなっている。しかし、それにしてもレンガブロックのようなボディーとバズーカ砲のようなレンズの組み合わせは重い。それに比べるとNikonが軽快な取り回しのシステムカメラに思えてしまう。時々はSLつれだしてダンベル筋トレすることにしよう。


 





















東海道線上り、下り、京浜東北線上り、それに東海道新幹線の四列車そろい踏み
(大井町〜品川間の桜並木)

「スーパービュー踊り子」通過中