大船フラワーセンターに初めて来た。大船駅西口から観音様を仰ぎながら、約15分ほどのウォーク。広い敷地に多種多様な植物が植えられており、ゆったり、のんびりと散策できる。昭和37年に神奈川県農業試験場の跡地に開設されたそうだ。現在ではバラが370品種、シャクヤクが210品種、ハナショウブが120種をはじめ、全体で3000品種ほどの植物が育てられているという。シャクヤクは明治末から輸出目的で育成、品種改良が重ねられ、大船系と言われる品種は日本でも有数の規模を誇る。またハナショウブも明治から独自の大船系を育成してきた。現在は日比谷花壇などが指定管理者として運営している。今回は、薔薇(バラ)のシーズンで、見事なバラ園を楽しむことができた。芍薬(シャクヤク)は、はやくも終盤といった感じだったが、何輪か見事な花をつけている株があった、花菖蒲(ハナショウブ)はもう終わったようだ。あまりPRしてないようだが、睡蓮(スイレン)が可憐で見事だ。熱帯性の珍しい種類もグリーンハウスで観察できる。五月晴れの快晴、しかし気温がグングン上昇して真夏日に。でも風が爽やかで気持ちの良い散策であった。大船の観音様にお参りして帰った。
睡蓮(スイレン)の段
薔薇(バラ)の段
芍薬(シャクヤク)の段
花菖蒲(ハナショウブ)の段
温室(グリーンハウス)の段
(撮影機材:Nikon Z9 + Nikkor Z 24-120/4)