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2024年2月19日月曜日

雨の池上梅園散策 〜「春雨にけぶる紅白梅もまた良し」の段〜

 例年この季節になると訪れる池上梅園。我が家の年中行事、恒例の梅見だ。先週までは暖かくお天気が良かったのだが、今週はほぼ一週間荒れ模様で雨の予報。今日は午前中、曇り時々晴れの予報だったので、朝一番、開園時間に合わせて行ったが、予想より早く雨が降り始めてしまった。今年は傘を差しながらの観梅となったが、春雨に濡れる紅梅白梅もまた良し。気温は4月並みの暖かさ。梅も一気に満開に。枝垂れ梅など早咲きは早くも散り始めとなっている。いつも混み合うこの季節の池上梅園も、早起きの高齢者(65歳以上は無料とあって?)以外は人もまばら。混雑に巻き込まれることなくゆっくり鑑賞することができた。帰りには池上本門寺を参拝し、大階段脇の河津桜を鑑賞。こちらも満開!お約束の定点観測写真を撮ってきた。

去年のブログ:2023年2月22日「池上梅園に春が来た!」と比較してご覧いただきたい。今年と同時期に行ったのだが、この時は快晴!枝垂れ梅は満開だが、全ての樹がまだ満開にはなっておらず、本門寺階段の河津桜も七分咲き。年々暖冬傾向が進んでいるのだろうか。












ところで、ここには珍しい「座論梅」と言う紅梅がある。その名の由来は、雌蕊が複数固まっていて仏様が花の中に鎮座ましましているように見えるから、とか、花が固まって咲くので竹林の七賢人が顔を突き合わせて談論風発しているように見えるからとか、色々あるようだが、淡紅色の趣のある花をつける。宮崎県新富町の湯の宮座論梅が有名だが、こちらは白梅だ。





藤山愛一郎氏の茶室であった「聴雨庵」

雨降る池に錦鯉一匹

庭園の白梅

同じ幹から白梅と紅梅が咲く「思いの儘」

ここから眺望絶佳!





福寿草

早咲きの菖蒲

池上本門寺階段の河津桜





(撮影機材: Nikon Z8 + Nikkor Z 24-120/4)