ページビューの合計

2023年2月22日水曜日

池上梅園に春が来た! 〜「梅は咲いたか桜はまだかいな」〜

 今年もようやく梅が咲き誇り始めた。

コロナ騒ぎも少し収まって、池上梅園では4年ぶりに26日に「梅まつり」が開催される。人混みの嫌いな小生はそれに先立って、平日の人出の少ない時間を狙って出かけた。当日は、春の訪れというには北風が吹きすさび、厚手のジャケットを羽織るような気候であったが、お天気には恵まれ、中高年世代を中心に思ったより多くの人出で賑わっていた。早くコロナ禍の「巣篭もり」から解放されたいという気分の高まりからか、皆んな春の訪れと梅の開花を待ちきれない様子で駆けつけたのであろう。梅は白梅、紅梅ともに約30種類が植えられていて、枝垂れ梅など一部の木はすでに満開に、多くの木は七分咲きという様子であった。また、本門寺階段の河津桜も例年通り開花し、こちらも七分咲きといったところだ。


「梅は咲いたか桜はまだかいな」

日本では長くて寒い冬がようやく終わり、春を寿ぐ気分だが、ロシアのウクライナでの侵略戦争は24日で一年となる。だが、まだまだ戦闘が終わる気配がない。大義なき戦争でウクライナに侵略し、無差別に破壊し、ウクライナ人を殺し、ロシアの若者も大勢徴発して死地に向かわせる。戦況は一向にロシアに有利には動いていないし、ウクライナ国民の士気は驚くほど高い。北朝鮮とイラン以外の世界はロシアに味方しないが、独裁者の意地とメンツと権力保持のためだけで行う戦争はまだ続く。消耗戦、殲滅戦に持ち込めば、最後に生き残るのはロシアだ!プーチンは「大ロシア」の不滅を叫んでいるが、ますます誰のための戦争なのか。時代錯誤な誇大妄想の独裁者の運命がどうなったか、歴史の教科書に書いてあり、誰でも知っている。ウクライナに一日も早く春がやって来ることを祈念したい。


30種類の梅が植えられている

65歳以上は入場無料



枝垂れ白梅は満開





陰翳礼讃
茶室清月庵



春よ来い!




池上本門寺階段の河津桜も七分咲き



(撮影機材:Nikon Z9 + Nikkor Z 24-120/4)