恒例の目黒川の桜も、今年は開花が例年より二週間ほど遅れているため、まだ満開になっていない。４月２日現在で、満開の樹もあるが、ほとんどがまだ５〜７分咲。おそらく今週末が見頃だろう。しかもこの時期に冷たい雨が続き、予報では今週も明日からまた雨。お花見気分に水を差す。円安を追い風に日本の桜シーズンを楽しもうとインバウンド観光客が各地に大勢押しかけているが、3月下旬満開という目論見は外れた。皇居乾通りの通り抜けも、桜が咲かないうちに始まり、満開を待たずして3月31日で終了した。我々が子供の頃は、桜は4月の入学式の頃が満開だったものだ。それが地球温暖化のせいか、開花がどんどん早くなって3月下旬の卒業式頃が満開、という状況が続いていた。今年は急に昔に戻ったようだ。
ちなみに、去年は3月14日に開花、22日には満開。ちょうどサムライジャパンがWBCで優勝したニュースに、文字通り花を添える桜満開であった。2023年3月24日「目黒川の桜満開」 〜サムライジャパンWBC優勝に華を添える満開の桜〜
 |
まだ５〜７分咲といったところ
|
 |
| それでもクルーズツアーは満員 |
 |
| 大崎駅前 |
 |
| 例年桜のリフレクションが美しいビル壁面も、今年はまだ |
４月６日の様子。満開となりました。
（撮影機材：Nikon Z8 + Nikkor Z 24-120/4）
